外出自粛まっさかり。まもなく連休ですが、当然、予定を入れていません。
これから、どうなるんでしょうね。
何が?
「何が」すらわからない。何が変わって、何が変わらないのか。
そんなことを、ここ数日、ぼんやり考えていたら、夢を見ました。
細かい内容は、起床してすぐ忘れてしまうのでダメなんですけど、なんかイメージだけ残っていた。そのイメージとは『なんで会わなきゃいけないんだ?』ということ。
新型コロナを基とした変化だから、ついアフターコロナとかウィズコロナとか言っちゃうわけですが、違うんですよね。新型コロナウィルスがどうこうじゃない。飲み会すらオンラインでやれるようになった今、『対面で〇〇することって、どういう価値があるの?』という話なのです。それがすべてのことについて、問われてしまう。
例えば・・・
●対面教育とは何か
単に先生が喋ることを聞き、ノートとるだけなら、YouTubeでいい。
対面で授業を受けることの価値とは?
●対面仕事とは何か
もともと、メールや電話でやりとりしている。
じゃ、みんな事務所に集まって対面で仕事をする意味、価値は?
●対面の打ち合わせとは何か
同じ会議室で、顔を合わせて打ち合わせする意味は?
オンラインで補えないものは何か?
●服とは何か
家にいるなら部屋着で良い?それともWebカメラに映るからどうにかしたい?
服って何のため?誰のため?
●レストランとは何か
門外不出のレシピが公開され始めている。ならばレストランへ行く価値とは?
などなど。すべてのことについて、その価値が問い直されている。
その結果、現実世界が、オンラインに飲み込まれる。「どうしてもリアルじゃないとダメなもの」以外はオンラインになっていく。
〇〇をリアルでやる価値って、なに?
すごく怖い問いですね。
でも、希望がふたつだけある。
ひとつめ。
答は決まっていない。これの価値って、こういうことでしょ?と自分で考えて、提示できる人やモノが、生き残れる。しがみつくべき既存は、もう、無いも同然なのだから。
ふたつめ。
理屈じゃねーんだよ、という世界。うるさいな、俺はリアルでやりたいからやるんだよ。バーチャルより、リアルでテニスやったほうが楽しいだろうが。そりゃコート予約して、仲間とスケジュール合わせて、コートへ出向くのは面倒だけどさ。
そんなあたりに、ヒントがあるのでしょうね。
考えていかなきゃなりません。
最後に、もっとも怖い問いを。
あなたと、対面で会う価値って何?
補足
↓ここで書いたようなことが、さらに進むのだなあという思いが背景にあります
photo credit: verchmarco Euro-Cent-Münzen fallen aus einem Glas heraus, vor weißem Hintergrund via photopin (license)