考察・意見

赤ん坊の泣き声にクレームする人の、優しさとかじゃないイタイ問題

2012年11月21日

こんな記事が話題になってましたね。
https://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121119-00000002-voice-pol
全文表示 | 飛行機内で泣く乳児にクレーム さかもと未明コラムが議論に : J-CASTニュース

確かに赤ん坊の泣き声がずっと続くと、実の親でさえイラっとしますから、赤の他人がイラつくのは当然だと思います。
イラつくのは仕方ない。
問題は、それを他者に向かってアウトプットするかどうか、ということ。

アウトプットするかどうか、という点でこの記事について主に見られる意見は「子供に不寛容なのはダメだよね」というもの。
それも僕としては同意だし、様々な人が言ってるから、今更僕が指摘するまでもない。

僕が指摘したいのは寛容不寛容という視点ではなく、
「言ってもどうにもならない事をなぜギャーギャー言うのか」
という点です。

泣き出した赤ん坊を泣き止ませる特効薬なんてない。
だから皆、いろいろ試行錯誤してるんです。
どうしようもないものにギャーギャークレームつけるなんて、飛行機に乗ってた周りの人からしたら
騒音源がひとつ増えちまった
という意味にしかならない。

そこを認識できてないのが、この人の一番イタイところなのです。

実は赤ん坊よりもずっと、この人の存在の方が、周りに与える不快感は大きいのに。

別にこの人だけに限った話じゃない。
鉄道が人身事故や天候で遅れてる時に、駅員に喰ってかかる人とかも仲間。

どうにもならないことにギャーギャー言ったって、事態は悪くしかならんのだ。
そこは認識しようぜ、頼むから。 

ま、そんなことを偉そうに言う僕は、
「どうにもならないことにギャーギャーいう人が大っ嫌い」という
これまたどうにもならない本能を持ってるだけなんですけどね。

リアルな知り合いの方、愚痴は聞きますので距離おかないでくださいね。
以上。

photo credit: Sakurako Kitsa via photopin cc

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