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メルカリでトラブルを避けるには。解決した体験から得た教訓。

2018年12月25日

メルカリで、初めてトラブルになりました。出品されていた画像と、違うものが届いたのです。幸い、粘り強く話し合いすることで円満解決できました。

経緯

まずはこれを買った

これが、欲しかったんです。ハイランダーのロールトップテーブル。(←ここ大事)

メルカリで程度のいい中古品でもないかなあと探していたところ、新品で定価より少しだけ安いのを見つけたので、買いました。画像はもちろん、ロールトップテーブル2のものだし、説明文にも「ロールトップテーブル2」と書いてあったので、疑いもしなかった。

配送方法が変更された

ところが購入決定したらまず、配送方法が変更されました。匿名配送で売られていたのに、「匿名配送に設定していたのは設定ミスなので、送り先を教えてほしい」とメッセージが届きました。少し違和感はあったけど、まあいいか、と思って住所などを教えました。

画像とは違うものが届いた

住所を教えた後、何気なく購入したページを見直していたら、気が付きました。僕が欲しかったものとはサイズが違う。「ロールトップテーブル2」は、長さ90cmなのですが、購入した商品の説明文には50cmと書いてある。こりゃおかしいな、と思って出品者に確認したところ、やはり僕の欲しいものではありませんでした。しかも届いてみたら、出品者から発送されているのではなく、販売店から直接発送されている。
どうやら、50cmモデルの商品を90cmモデルと勘違いして買ってもらうことで利益を得る、というやり方のようです。画像は90cmモデルのものを用いて、説明文に正しいサイズを書いておくので、完全に勘違いねらいとも言い切れないところがミソです。

返品交渉

まず、返品すること自体は合意できました。しかし、返送送料の負担でもめました。出品者は、「説明文にちゃんと長さを書いているのだから、それを見落としたほうが悪い。だから返送料は出品者では負担しない。」との主張。
僕の側は、「画像は90cmで出している。型番も90cmの商品になっている。他にもいろいろ規約違反であるので、返送料は出品者で持つべき。」との主張をしました。お互い全部、取引ページで、です。

決着

数日間は平行線でした。問題ありと報告しているのに、メルカリ事務局は、いっこうに出てこない。「やりとりが始まっているようですね、自分たちで解決してください」というメールが来ただけ。もめてるやり取りを読んでるはずなのに、ほんと、メルカリ事務局はあてになりません。
相手の主張は「説明文はちゃんと書いてあるのだから、間違いではない」というスタンス。仕方ないので、「こちらも、説明文で見落としていた部分はあり、それはミスだった。しかし、説明文の中にも90cm商品だと断定できる部分があったので、説明文にも間違いはあったと考えている」とメッセージしました。相手の「説明文は正しいでしょ」という論拠を崩したわけです。そしたら、相手側が返送料を負担することで理解してくれました。こちらの非を認めたことで、相手も態度が軟化し、さらに相手の論拠を崩したことで、納得してくれたというわけです。もとからそんなに悪い人ではなかったので、和解できたという感じですね。

トラブルをなるべく防ぐには

というわけで、いつも回避できるとは限りませんが、メルカリでトラブルを防ぐための教訓を書いておきます。

1.説明文含めて、スクリーンショットを取っておく
2.購入後の条件変更には疑問を持つ
3.受け取り評価をしない
4.あくまで紳士的に、冷静に対応する

説明文含めて、スクリーンショットを取っておく

私はいつもやっているのですが、購入するときに、出品画面や説明文・商品のコンディションなどをスクリーンショットを取っておきましょう。届いたものの状態が説明と違うなど、いざというとき、確認できます。

購入後の条件変更には疑問を持つ

今回、僕はここで気づくべきだったなあと思っています。匿名配送のほうが売れやすいでしょうから、匿名配送にしておいて、売れた後で変更するという手段が横行しているのでしょうね。一度買ったものに、こだわらないことも大事です。条件変えるならキャンセルします、もちろんそちらのせいです。という姿勢を持っておくことですね。

受け取り評価をしない

受け取った後の評価は、届いたものを確かめてからにしましょう。評価をしてしまうと、キャンセルは間に合いません。届いたものがおかしかったら、評価をせずに、取引画面で出品者とやりとりしましょう。

あくまで紳士的に、冷静に対処する

今回、メルカリ事務局は出てきてくれませんでしたが、犯罪者のような本物の悪人だったら、さすがに排除していたのだと思います。つまり、「本物の悪人じゃないけど、規約違反程度のことはやっちゃう」人はメルカリにごろごろいて、そういう人に当たる可能性はあるということです。で、そういう人はたぶん、根が悪い人ではなくて、かつ、自分で悪いことをやっているという自覚があるんですね。そういう人にはケンカ腰になったらダメです。態度が硬化するだけなので。あくまで紳士的に対応する。でも折れない。それがいい方法なのだと思います。もちろん、自分の方が正しい場合だけに有効なやり方ですけどね。

残念ながら、上記でいつもうまくいくとは限りません。相手が悪質な場合はダメだと思いますが、ご参考まで。

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