心から相手を思い、毎日ひとつギフトを贈る習慣を始めてみたら、ものごとが順調に進み始めた、という話。
ギフトは、物じゃなくてもいい。手を貸すとか、お礼の言葉とか。
とにかく気持ちを込めて贈ること。
読んでいろいろ考えた。
余裕を作り出す方法
他者を思いやることってのは、 自分に余裕があるときしかできないもの。
心の余裕がないときは、他人に攻撃的になるよね。
仕事が異常に忙しい期間が長く続くと、自分でもそういう状態になる。
そういう時、他人を思いやる心の余裕を意図的に作るのは難しい。
そもそも、環境・状況に追いつめられて心の余裕がなくなっているのだから。
しかし、「心からギフトを贈る」という具体的な行為となれば、 意図的・習慣的に行うことはできる。
そうすると結果的に、それが心の余裕を作るのではないだろうか。
それで、物事がうまく回りだす。
これはなかなかうまい方法だ。
ギフトを贈るのは人のためじゃない。
自分として内面的にはこういう効果があるってこと。
ただ、利己的な理由でギフトを贈ろうという、ゆがんだ話じゃない。
ギフトで伝わること
対外的な人間関係という観点からみると、ギフトを贈るという行為は
「あなたを重要視している」
というメッセージになるんだろう。
あなたはギフトを受け取るに値する人だ、と心から思うこと。
軽視されたらギクシャクしたり意地悪になったりするけど、重要視されたら、やっぱり協力してあげたくなる。
人間ってそういうもんだよね。だからうまく行くようになるんだ。きっと。
意識的に心から相手を思い何かをする、という習慣。
ときおり思い出して、実践してみよう。
記念日ってのは、「意識的に心から相手を思い何かをする」ためにあるのかもしれないね。