ピアノ、弾けるようになりたいな。
だけど、教えてもらうには結構お金がかかる。かと言ってYoutubeでは、やり続けられる自信がない。
そんな時に、「ジャズステップス」というぴったりのサービスを見つけました。「これなら僕にも長く練習できそうだ」ということで早速申し込み、同時にパソコンとつなげるピアノを探して買いました。
このピアノ選びが結構大変だったので、ここにまとめて共有します。
選んだ条件
まず、欲しかったのはこういう電子ピアノ。
- ピアノと近い鍵盤サイズ
ピアノの練習用なので、指の開き具合などピアノと合うものが良い。 - MIDI対応
PCにつないで、弾いた音の答え合わせをしてもらえるように。 - 61鍵盤
ジャズステップスの推奨が61鍵盤以上ということだったので。 - 和音を十分に出せる
片手4和音を両手で弾くとして、少なくとも8和音出せること。 - 省スペース
我が家にはアップライトピアノが別であるので、2台めは省スペースが必須。
という感じです。もともと、家にあるピアノをもっと活かすために覚えたいのですが、普通のピアノはPCにつなげない。
では仕方なく、PCにつなげる小さな電子ピアノを買うか。という流れでした。
選んだ結果
上記条件に基づいて、めちゃめちゃいろいろ調べたのですが、これがなかなか。1週間ぐらい調べました。MIDIだとミニサイズの鍵盤が多い。
フルサイズ鍵盤になると、いろんな機能がついている。そんなに機能要らないし、デカいのは困る。
どうしたものか、と思っていたところに、ロールアップピアノというものを知りました。これです。くるくる巻けるので、かなりコンパクトになる。これは良いものを見つけたぞ。
ロールアップピアノにもいろいろあって、これまた4～5機種以上調べたのですが・・・ロールアップピアノって仕様があまり書いてないんです。
- オモチャのような位置づけで、PCとつなげない機種が結構ある
- 和音が出るとは書いてあるけど、同時に何音まで出るのか書いてない
そんなわけで調べに調べて、「PCとつなげるUSB-MIDI対応」「同時32音と明記してある」「楽器屋さんのおすすめも見受けられた」という点から、上記のONE-TONEに決めました。
その他の製品では、サウンドハウスのPLAYTECH ポータブルキーボード PRP61BT
が唯一、同時発音数がが明記。この2種類以外は明記してあるものは見当たらず。書いておいてほしいですよねえ。
製品レビュー
さてここからは、できれば買う前に知りたかったことを詳しく紹介していきます。
保管スペース
収納時はこんな感じです。かなりコンパクト。まくらの1/3ぐらい、とでも言いましょうか。横にあるのは30cm定規です。
鍵盤サイズ
ピアノの鍵盤と並べて置いてみました。ほぼ同じです。和音の押さえ方から始めるような超初心者には、ありがたい。平日夜にロールアップピアノで指使いを覚えて、土日の昼に本当のピアノでも弾いてみる、としたい。
キーの盛り上がり
こんな感じになっています。ベースのシートから、白鍵が2ミリ程度上がっており、黒鍵はさらに少しだけ上がっています。
シートにプリントしてあるだけだったらどうしようと思っていたのですが、ちゃんとシリコンの鍵盤がありました。
もちろん、本物のピアノのタッチには遠く及びませんが、鍵盤を押さえる感じは十分しますし、押さえ方を覚えるには十分です。
PCとのセットアップ
ここも不安がありましたが、なんの問題もありませんでした。付属のUSBケーブルでPCに接続するだけで、こんな表示が出てドライバのインストールが始まります。
インストールが終わると、こういうメッセージが出ます。
これでもう、使える状態です。なお、MIDIソフトなどは付属していませんが、ジャズステップスをやる分には問題ありません。
1万5千円ぐらいするMIDIキーボードだと、MIDIソフトがついているものもありますね。
フットペダル
これはまあ、嬉しいオマケですね。フットペダルが付属していないロールアップピアノも多いですが、ONE-TONEの61鍵盤、88鍵盤には付属しています。ペダルのつくりはしょぼいですが、まあこの価格でフットペダルついていれば儲けもの、ではないでしょうか。
コネクタ
各種コネクタはこんな風になっています。フットペダルや、USB-MIDI、ヘッドフォン、マイク、ライン入力などつなげます。
そんなわけでとにかく、和音の押さえ方から覚えたい皆様。設置スペースの問題も気にしなくていいし、気軽に始められるロールアップピアノ、なかなか良いですよ。一年後には、簡単なジャズが弾けるように、頑張ります。楽しみ。