書評

チームリーダーは志高く。あと避けるべきリーダーシップ本とは。

別に課長じゃないが勧められたので読んでみた。

そうか、君は課長になったのか。 (ポケット・シリーズ)

そうか、君は課長になったのか。 (ポケット・シリーズ)

本の概要

課長職についての心構えとノウハウ。

とにかく、否が応でも部下の人生に対してコミットしなければならない。
それは生半可な気持ちでやれるものではなく
高い志をもって
マネジメント、育成、社会政治など全方位に頑張れ
というもの。

でも完璧な人間である必要はなく
本気でチームのことを思って
高い志を持てば、紆余曲折はあれども
うまく行くし、うまくいった時、課長職ほど
面白いものはない
という話。

じゃあ自分にどう活かそうか

正直、前半は良いが後半は何かね…。
成功体験からただのノウハウ本になっちゃってる気がする。
こういうノウハウがありがたいのかも知れないが、
今の自分には響かなかった。

チームを率いるには高い志を持つこと。
ここだけは覚えておこう。

あとはちょっと、かなり個人に依存するノウハウ。
下手に真似すると痛い目に会いそう。
結局、人の上に立つなんて本読んでできるものじゃないってことだな。

リーダーシップに関する数多くの本のうち、
どんなものを避けたら良いかがわかった気がする。

具体的なノウハウを羅列したものはまずダメだろう。
人間の性質、脳の特性なんかからアプローチするものなら
新たに手持ちの武器のひとつとなるヒントが得られるだろう。

覚えとこ。

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