どうも、システムエンジニアの端くれ、せいじ(@twi_sei_ji)です。
ポップインアラジン、買おうかなと考えている人は多いですよね。でも、新機種(popIn Aladdin3?)が出るならそれまで待ちたいし。どうしよう。そんな話をよく聞きます。
というわけで、勝手に考察してみました。
ポイント1:前機種との発売間隔
・popIn Aladdin:2018年11月
・popIn Aladdin2:2020年9月
発売間隔だけで考えたら、新機種発売までの間隔は2年。これを単純に当てはめるのは正しいとは言えませんが、もし買い替え層を狙っているとすれば、かなり参考になります。「プロジェクターで売上げNo1」と言っているということは、欲しい人はもうかなり買っているということ。つまり、新機種を発売したら、最も買ってくれるのはこれから買う層ではなく、アラジンからアラジンへ買い替える層。実際、popIn社自身も、ポップインアラジン2を買う人に向けて、旧型アラジンの下取りプログラムを実施しています。
さてあなたがpopInの社長だったら、買い替えを狙う時、新機種の発売までどのくらい空けますか?「さすがに2年ぐらいは使わないと、買い替える気にならないのでは」って思うのでは?
ということは、次の新機種まで2年程度空く可能性は十分あると言えますね。
ポイント2:競合の動き
新機種発売時期を前倒しする理由があるとすれば、何か。
「他社製品にお客を取られる」場合ではないでしょうか。しかし今のところ、ポップインアラジンを脅かす競合製品はないように思います。競合が出てくるのか否か、これは予想のしようがないので、よく見ておくしかありませんね。
ポイント3:新製品開発に要する期間
逆に遅れる理由があるとすれば、何か。
新製品の開発に時間がかかる場合ぐらいでしょうか。では新製品は何が新しくなるか、考えてみましょう。
・androidOSのバージョンを上げる
・802.11ax(新しいWiFi規格)への対応
・もっと薄型になる?(これ以上薄くなる必要はあるか?)
・リモレス(音声リモコン)との一体化
今よりグッと薄くする、とかじゃない限り、そんなに開発期間がかかるとは思えないです。ということは、新製品投入のタイミングはやっぱり、「もっとも売れそうな時期を狙って」ではないでしょうか。
ポイント4:どこで儲けるか
あと考えておきたいのが、この点。ポップインアラジンは、本体を売ることでも、もちろん儲けるでしょうが、プラットフォームとしても、儲けたいと考えているのではないでしょうか。アップルが、iPhoneを売ることで儲けるのではなく、アプリや音楽を売る(場所を提供する)ことで儲けるのと同じイメージです。ポップインアラジンにアプリを入れることで、使ってる人にはより便利に、アプリを入れてあげた業者からは手数料を得る。あるいは、壁紙アプリなどを利用者に買ってもらう。
そうであるなら、ある程度本体が売れた後は、そんなに頑張って売り続けなくてもいい。
以上いろいろ考えると、総合的に見て、いま急いで新機種を発売しそうではない、と思えるのです。みなさんは、どう予測するでしょうか。
(2022.4)新製品発表のお知らせがありました。競合が出たことによって、スケジュールが早まったかな。