書評

正しい判断をするヒント。損得に関わる判断は自分を信用しない。【書評】予想どおりに不合理

2013年2月24日

正しい判断、できていますか。仕事だけじゃなく、普段の生活を含めて、いつも必ず正しい判断をするなんて無理ですよね。
でもこの本を読んだら、どういう時に、自分が判断を間違いやすいかが、なんとなくつかめました。

本の概要

人間の判断って、結構まわりに惑わされるもので 、冷静に考えると不合理な判断をしてしまうもの。

で、その惑わされるパターンってのも結構お決まり(予想どおり)。
だったら判断ミスしやすいお決まりのパターンを知っておいて、 少しでも罠にハマらないようにしよう。

ってな話。
具体的に言うと…
・人は持てば持つほど欲しくなる。
→本体を買うとオプションも欲しくなるパターン
・アンカー(数値のアンカリング)に惑わされない
  →あらかじめ数字を刷り込まれると、それとの相対で見てしまう。
   「定価XX円のところ、今なら2割引き!」などのパターン
・「恣意の一貫性」に惑わされない
  →最初に自分で「価値がある」と認めてしまうと、それを撤回するのは難しい。
   自分が買った物が他でもっと安く売ってるとケチを付けたくなる、というパターン
・「無料」に惑わされて判断を誤っていないか?
 →あとXX円買えば送料無料 で余分に買ってしまうパターン
・もともと不要な選択肢が、なくなりそうなだけで価値がありそうに
 誤解していないか?
  →「限定商品」に釣られるパターン
・自分の持っている物ほど、高く評価してしまう
  →中古品における売り手と買い手の希望価格の開き

めっちゃ、あるあるですね。耳が痛いわ。

で、僕らはどうすればいいか

僕らのこういう判断特性は「予想どおりに」不合理。つまり予想できるってことは、事前にコントロール(軌道修正)できるってこと。雨が降りそうな日に傘を持って出かけるのと同じことです。

とはいえ、同時にこんな本もある。最初の直感が正しい という本。

結局、直観を信じて良いのか良くないのか、よく分からなくなりそうですが…。

どうやら、損得が絡む直観とか、特に損をするリスクがある判断。それらに対する直観は信じない方がいいようですね。
そういう場合は、直観しているようで実は、下手な判断をしている。というか、冷静に比較して判断ができてないってことなんでしょう。

覚えておこう。

-書評