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読書3冊で20PDUを獲得した方法。あっさりはいかなかった。

2015年8月26日

どうも、学習欲が取り柄の読書屋、せいじ(@twi_sei_ji)です。

PMPを持ってる人にとって、資格更新って結構大変ですよね。
期限が秋に迫ってるんだけどPDU足りないし、今から研修申し込んでも間に合わない。
何か良い方法ないかな〜と思ってたら、読書で取れるらしいのでやってみました。

参考にしたのはこの記事。

小さな挿し木はするな: 読書で10PDUを申請したら、あっさり承認された。

正直、上記ほどあっさりは行かなかったので顛末をご紹介します。

申請した本

まず、3冊の本を申請しました。英語でも出版されてるほうが良いよな〜、と思ったのでこの3冊。

1.The KEY(邦題:未来企業)
7PDUで申請。

2.How Google Works
7PDUで申請。

3.Zero To One
6PDUで申請。

申請してから通るまで

審査で3冊中2冊が引っかかった

翌日メールが来て、上記の1は即OK。2と3の本について、さらなる説明を求められました。メールを抜粋すると、こんな感じ。

The information provided in your claim was not clear enough for us to determine this activity's eligibility for PDUs. Please clarify the content of the activity.

ごくいい加減に和訳すれば、
「そのPDUに値すると判断しかねる。アクティビティの内容を明らかにして下さい。」とのこと。
しかも「5日以内に証跡を送れ」とも書いてあった。結構厳しいね・・・。

う〜ん、6PDUや7PDUに値しないってこと?と思ったので、それぞれの本について、

5時間かけて2度読みました。書評を書くため2度目はじっくり考えながら読みました。
さらにブログに書評をまとめて書くのに2時間かかりました。なので7PDUです。
書いたブログはここです。

という説明を(へたくそな英語で)メールしました。

ダメだった。さらに説明を求められた。

そしたらさらに返事が来た。まだ足りないらしい。

please clarify how these two books " ZeroToOne" and " How Google Works" are related to project management. Once I receive your response, I will proceed with reviewing these claims.

「この2冊の本がプロジェクトマネジメントにどう関係するのか、明らかにして。そしたら審査を進めます。」だそうで。なんだよ、PDU数が怪しいって意味じゃなかったのかよ…

審査途中なのに却下された

「夏休みに入るからちょっと待っといて」とメールして4日ほど放置していたら、
Your PDU claim has not been approved
というメールが来た。

えーっ、待ってって言ったじゃん、なんで却下なんだよ、と思いましたが、どうやら最初の「5日以内に証跡を送れ」と関連した自動メール。人間が審査中かどうかは関係ないみたい。

Please note that if the requested information is provided, it is still possible for this claim to be reviewed without you having to submit a new claim.

なんて書いてあるし。

しつこく2度目の釈明を試みる

そうか、一度却下されても証跡を出せば復活がありうるのか。
というわけで、休み明けにまたまたへたくそな英語で

お待たせしました。
ZeroToOneでは、計画の重要性について強調されています。
だからPMBOK知識エリアのリスクや時間に関わります。
How Google Worksは、ヒューマンリソースマネジメントや、
メンバーに高い業績を上げてもらう方法について書いてあるので、
知識エリアの、ヒューマンリソースとコミュニケーションに関わります。

と書いて送りました。まあ、もう少し詳しく書いたけど。それでも上記の2倍くらいの長さ。そしたら、翌日
PDU Claim Has Been Approved
というメールが来た。やったぜ。通ったぜ。ちょっと面倒だったけどな。

まとめと振り返り

というわけで、よく本を読む皆様、すんなり通るとは限りませんが、読書でPDUを稼ぐのもなかなかお勧めです。既に他の人が申請済みの書籍なら通りやすいでしょうが、そうでなくてもすでに読んだ本なら、改めて時間かからないから、早いし、お金かからないし。ブログなどに読んだあと記録を残している人なら、特にお勧め。
もちろん、ブログの更新日が、申請する学習期間と整合性とれてないとまずいですよ。

今回僕は、ブログという証跡を出せたので、自信をもって食いさがれたのが大きいと思います。でもメールで審査員とやり取りした感じでは、そういう証跡なくても、
メールで詳しく説明すれば通りそうだな、と感じました。日本語のブログをPMIの審査員が読んだとも思えないし、そもそも僕本人のブログかどうか確証取るのは難しいですからね。ブログは本当にチェックしたのかなあ…してないんじゃないかな。
「こんな証跡で通りましたよ」って経験がある皆様、よければコメント欄でお教えください。本を読んで勉強になった証跡なんて、出しようがないよねぇ。

なお、読書(自習)のアクティビティで申請できるのは3年間で30PDUまでです。
念のため。

2021年 追記 3年間で30PDUまで、という上限はなくなったようですね。今年の申請はかなり楽でした。下記参照ください。

www.learn-4ever.net

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