お役立ち 書評

守るべきものがある家族持ちに。ホリエモン嫌いでも、これだけは読んどいたほうがいい。

健康、気にしてますか。僕はあまり気にしてませんでした。人間ドックは毎年受けてるけど、結果とかすぐ忘れちゃうし。そんな時、この本を読みました。Kindle本セールで安くなってたので。そしたら…なかなかすごかった。

目次から一部だけ抜き出すと…

  • 「予防できるがん」でなくなってしまう人が多すぎる
  • 検査で早期発見できれば90%以上助かるとも
  • 予防策の一つは初期症状を見逃さないこと(脳卒中)
  • 歯周病予防で全身を守る 

こんな感じで、“今まで身近なのに知らなかった”ことのオンパレード。

ものの考え方を示唆するような本ではないので、僕独自の視点を加えてレビューするのは難しい。なので中身は読んでもらうとして、僕が一番言いたいのは 普段ホリエモン本を避けてるような人も、これだけは読んだほうがいい ということです。

 

今まで僕は「拝金」から始まり、ホリエモン本を、5~6冊買って読んでいます。信者でもアンチでもないけど敬意を持っているし、オピニオンリーダーのひとりとしてフォローしています。

でも、こと著書に関して言えば、彼の本は今まであまりグッと来なかった。どちらかと言うと、彼の本は今までビジネス書をあまり読んでこなかった人たちに向けて書かれているように感じ、僕は彼の本のターゲットではないのだなぁ、と思っていました。そう言いつつも気になって数年おきに買う、って繰り返し。

また、彼の考え方は好きですけど、彼を嫌う人たちにそれを届けるのはほぼ無理。そういう努力はエネルギーの無駄でもあるし。だから、ホリエモン本をあまり他人に勧めることはなかった。

 

ところがこの本は違う。僕はこの本を全ての人に勧めたい。これだけは読んだほうがいいです。(医療知識がそれなりにある人以外は、ね)

「防げる死を防ぐ」知識だから、というのはもちろんのこと、本を通じて感じるホリエモンのスタンスが、優しいのですよ。「わかんない奴はわかんなくてもいいわ」ではなく、アンチでさえも救おうとしているように、僕には見える。
それくらい、「啓蒙のまなざし」が強い。ホリエモンが、僕らと同じ目線で語りかけてくれる。「知らなかっただろ?俺も知らなかったけど、こうなんだってよ。」というニュアンスなので、皆が素直に受け取ることができると思うのです。

特に一家の大黒柱のみなさま。自分が死んだら困る人たちのために、ほんと、おすすめします。くどいけど、これだけは読んでおいたほうが良いですよ。

 

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