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茨城空港?東京北空港?名前を変える策はアホなのか調べてみたのに、どんでん返しを喰らった

 

しばらく前、こんなニュースを見ました。

www.asahi.com

ふつーこれだけ見ると、いつもなら「そんなアホな策、あかんやろ。ちゃんと問題分析してから対策立てないと」って思ってそれっきりなんですけどね。なんか知事の答弁が気になるんですよ。知事曰く「メリットとデメリットを整理した上で検討する」。なるほど。冷静に受け止めていますね。メリットがない、ならわかるけど、デメリットがあるわけ?

 

というわけで、どれどれ、ちょっと見てみようかな、と勝手に調べてみたわけです。

茨城空港ってダメなの?

まず、茨城空港の何が問題なのか。面白いデータがありました。全国の空港収支。国交省提供。この資料見ると、那覇空港が目立ちます。利用者の割に赤字。うそ!なんで?って思ってしまいますが、いまは置いといて・・茨城空港(百里)。

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茨城空港、全体では黒字。しかし航空事業では赤字。なるほど、飛行機に乗らない人を呼び込む策で、黒字にもっていってるというわけですね。乗らない人を呼び込む策では、茨城空港、評判良さそうです。成功例に分類されてそうな感じ。いいじゃないですか。

 

それなら、飛行機に乗る人を増やそうというのはわかる。てことは次は、「飛行機乗る人を増やすために、名前変えるのが効果的なのか」という話になるわけです。

 

名前を変えると効果があるのか

名前変えるのって、効果あるんですかね。と思ったら、こんな例はありました。

news.livedoor.com

 

なるほど。名前を買えただけで売れる商品はある。どうやら『価値の伝え方』のがポイントのようですね。

 

名前を変えて失敗する可能性は

一方、茨城空港が「東京北空港」にするとして、デメリットはないのでしょうか。

名前に東京を入れるということは、やっぱり外国人旅行客(インバウンド)需要にはプラスなのでしょう。でも、日本人利用者が減ったりしないのかな。だって「東京北空港」じゃどこにあるかイメージできないんだから。

この記事見てみると、茨城空港利用者のうち、外国人利用者は国内線利用者の3分の1。

 

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なんかマイナス効果大きそうですね。国内線利用者を増やすほうに考えたほうが良いのでは?と思ったのですが、そこでふと気が付いた。国内線利用者はまだ伸びしろあるのかな。これから人口減っていくんだもんね。またまた 国交省の資料あたってみたら…こりゃ国際線に賭ける気持ちもわかった。国内線、伸びないわ。

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まあそれなら、国内線をおいといても一発逆転を狙って、国際線客増を狙うのもわかります。 

結局、名前を変えるべきか

生き残り策として、国際線増に賭けるのだろうということはわかりました。その心意気やよし。あとは、国際線乗客が使いやすいように、東京へのアクセスをもっともっと改善していく。名前に見合った価値をしっかり備える。そういうことなんでしょうね。

 

…ってまとめて、この記事を公開しようと思っていたら。すごいのが飛び込んできた。今日のニュースです。

www.tokyo-np.co.jp

まじか!!

まさかの、国内向け名称は茨城空港のまま維持。海外向け愛称だけTokyoを入れ込む策。いいとこ取りかよ…ってか、ありなの?国内と海外向けで名前が全然違うなんて。源氏名みたいなもの??

とにかく、なんちゅーしたたかな、なりふり構わない作戦。こんなガッツがあるならば、茨城空港、健闘するんじゃないですか。なんか応援したくなってきた。まだ売れていないミュージシャンがのし上がっていく様子を見るようだ。しばらく、ウォッチを続けようと思います。

 

頑張れ、茨城空港。もしこれで国際線乗客増えたら、すごいぞ。

真似する空港が続出して、名前をふたつ持つ空港ばかりになったら、カオスだけど。