ブログ論

【続編】プロブロガーに何を求めるのか?

2012年8月9日

先日のエントリー
「プロブロガー」とは何のプロなのか? - せいじ100のリスト
を、それこそプロ中のプロブロガーの
コグレマサト氏に取り上げて頂きました。
Google。
誰もが認める検索のプロ。
しかよく考えたら、彼らだって検索すること自体で
対価を得ているわけじゃない。
Twitterだって同じ。
「そのサービス自体でお金をもらってるんじゃないよね?」って
広告を主収入としているWebのサービス
ほとんどに言えてしまう。

そう気づいた途端、プロブロガーという言葉について、
「ああ、そういうのもありかもな」と思えた。

でもまだなにか残尿感(笑)。
それは何かと自問したら、
「アフィリエイターと何が違うんだよ」
ってこと。

ふと、イチロー氏に考えが及んだ。
結構CMとか出てるし、
その他の収入が野球の年俸を上回ることだって
十分あるだろう。
それでもプロ野球選手であって、
だれもCMタレントとは言わないだろう。

そう考えると、どうやら何で食べていくか、
という問題じゃない。

本業と付随する収入が逆転しようとも、プロはプロ。
つまり、何で食べていくか、ではなく、
何をコアとし磨き続けるか。
どんなコアスキルを以って知られるか、である。

だから、「俺はアフィリエイターじゃなく
プロブロガーなんだ」って自負している皆様には、
文章と視点を磨いて欲しい。
読者として、そう切に願うところです。
他では読めない、独自の面白い記事を見せてくれよ。
頼むよ。

それはそれとして、コグレ氏のエントリーを読むと、
書くだけがブロガーではないようだ。
自分のメディアを運営する人、というような感じ。
面白いと思う。
編集長であり、ライターであり、
時にカメラマンであり、
エディトリアルデザイナーであり・・・
これは新しい視点だった。

そうしてみると、ブログ運営ってのは
僕が思ってるよりずっと面白そうだ。

いまは間借りしてるけど、徐々に自分のブログに
して行きたいと思う。
せっかくもらった いいね! と
たまに見に来てくれる人たちを手放してしまうのが
怖いけどね。

とりあえず、デザインからだな。

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